CakePHP 3 は、 PHP 7.1 (最小は PHP 5.6.0) 上で動作するウェブ開発フレームワークです。
と、公式ページに書いてあります。
これでは一体なんのことやら、よくわからないかもしれません。
フレームワークとは?
フレームワークとは、
ある領域のソフトウェアに必要とされる汎用的な機能や基本的な制御構造をまとめた半完成品のこと
だそうです。
これでもまだ良くわかりませんよね?
つまり、例えばPHPを例に取ると、
PHPで、大勢の様々な人々が毎日大量のプログラムを書くわけです。
皆さん普通にPHPでプログラムを書いているのですが、
そのプログラムの中には、「大勢の人が使うであろう、共通のプログラム」が存在するわけです。
例えば、
- 会員登録システム
- データベースからデータを安全に持ってくるシステム
- ユーザーが入力したデータが安全かどうかチェックするシステム
などです。
これらのシステムは、Webサービスにありがちなシステムですから、
大勢の人がプログラムを作ることになります。
そこで、ある人は考えます。
「どうせみんな同じようなシステムを作るんだったら、
そこだけ共通したものを作って、効率的に、安全に利用できないかなぁ?」
そこでできたのが「フレームワーク」です。
(実際には違うかもしれませんが、まぁ出発点はそんな発想からだと思ってください)
「フレームワーク」は、使用するにあたっての一定のルール(文法)を守る事によって、
みんながよく使うような機能を、簡単で効率的に、かつ安全に利用できるようにしたプログラムなのです。
CakePHPとは?
フレームワークは、あるプログラミング言語を使うときに、
「みんながよく使う機能をまとめて使いやすくしたもの」ですから、
ベースとなる言語があります。
中でも、PHPをベースとしたPHPフレームワークには、
様々な種類があります。
- CakePHP
- Laravel
- CodeIgniter
- Symfony
- zendframework
などです。
中でも、CakePHP(ケークピーエイチピー)は、
日本での人気がダントツに高く、その普及度と公開されている情報の多さは、
他のPHPフレームワークとは比べ物にならないレベルです。
2017年現在では、CakePHPは多少古いフレームワークになってしまっており、
日本で後継となるフレームワークの人気争いが起きていますが、
それでも、日本一メジャーなPHPフレームワークであることは間違いありません。
CakePHPは、他のフレームワークに比べてわかりやすく、初心者でも比較的簡単に扱えます。
また、日本での人気が高く、日本語で書かれた解説を容易に見つけることができるので、
困ったことがあったときに解決策が見つけやすいのもGood!です。
以上の理由から、
「PHPは一通り学習したけど、フレームワークは未経験」
という方には、CakePHPが絶賛オススメです。
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