バンコクのスーパーで自炊のための食材をゲットする方法

ビッグC外観

観光でホテルに滞在していると、
食事は外に食べに行くか、ホテルで食べるか、っていうことになるのではないでしょうか。

やっぱり長期滞在しているからには、
現地の食材を使って自炊をしたいのであります。
(まぁ、実際作るのは奥さんなわけですが)

バンコクで自炊のための食材をゲットする方法

そうなると、まず食材をゲットしなけりゃならない。

バンコクにも、わりと多くのスーパーマーケットがあります。

実は私、海外に行ったら現地のスーパーマーケットを見てみるのが大好きな、ちょっとおかしな人なんですが、
そんな私がバンコクでオススメするのが、「ビッグC」というスーパーマーケット。

ビッグC外観

 

ビッグCエカマイ店

このスーパーは、タイの色々なところにあるようなのですが、
エカマイ店は、デカくて、綺麗で、品ぞろえが良い!

ビッグC店内

 

食料品や雑貨、日用品、家電など、なんでも揃います。
まぁ、特に安いかと聞かれれば「普通」ですが、
生活に必要なものがいっぺんに揃えられるメリットは大きいのではないでしょうか。

バンコクのスーパーの注意点

「ビッグC」に限らず、バンコクのスーパーマーケットで注意しなければならない点がいくつかあります。

まず、
日本の品物が高い

バンコクのスーパーマーケットでも、
日本の有名メーカーの味噌や醤油、カップラーメンやお菓子、シャンプーに至るまで、
買うことができます。(置いていないスーパーもありますが)

ただ、高い。

この「高い」っていうのは、タイ国内のメーカー品と比較して「高い」という意味ではなく、
同じ品物を日本で買う場合よりも「高い」という意味です。

例えば、ハナ○ルキの味噌やキッ○ーマンの醤油など、
日本の値段の倍近くはします。

もちろん、タイ国内のメーカーで作っている味噌や醤油(日本人向け?)は、
日本で買う値段の半額くらいで買えるわけですから、式にすると以下のようになります。

タイ国内メーカー品:日本で買った場合:タイで買う日本メーカー品 = 1 : 2 : 4

この原因は、関税とかだと思うんですが、不思議と欧米のメーカー品は、そんなに高くないんです。
上の式でいうと2.5~3くらいでしょうか…

現地の人にも、「日本製はクオリティは高いが値段も高い」と認識されているようです。

日本のメーカーさんも、もう少し価格を抑えてくれれば、
現地でも人気商品になるんじゃないかなーと思うんですが…

味の素

例外的に日本よりも安く買える日本のメーカー品は、
ズバリ「味の素」です。
味の素は世界的に進出を果たしていて、
私の行ったことがあるタイ、台湾、ベトナム、フィリピン、シンガポール…等でも
なぜか必ず置いてあり「大人気」でした。
完全に勝ち組です。
他のメーカーさんにも見習って欲しいです。

バンコクに長期滞在される方は、
日本の調味料など、できるだけ持っていったほうがいいでしょう。

次に、
日本米があんまりない

当然ですが、タイは日本で「タイ米」と言われるくらい、
お米はつぶの長い「インディカ種」(長粒種)がメインです。

「ビッグC」などの大型スーパーに行っても売っているお米の90%以上はインディカ種であるのはもちろんのこと、
レストランで出てくるお米のほぼ100%はインディカ種です。

そんな中、少ないながらもスーパーに日本米(ジャポニカ種、短粒種)が売ってました。

タイの日本米

「こめ」
なんとわかりやすい…

というより、おそらく、日本米を買っていく人のほとんどが日本人であるためか、
日本米の袋には、ほぼ必ず日本語が書いてあります。

そういえば台湾のスーパーに売ってた日本米には、
台湾産の日本米でなぜか「北海道」という製品がありましたが…

タイに売っている日本米も、ほとんどすべてが、
「タイで生産された日本米」です。

どうやら、チェンマイ産が多いようです。

お米をたくさん食べるタイ人ですが、
タイのスーパーに行っても日本米は全体の10%ほどしかありませんし、
そもそも種類が少ないです。
値段は、タイ米と比較してもそれほど高くはありません。
ひっそりと置かれていることがあるので、探すのに苦労するかもしれません。

「日本米大好き!」という方は、バンコクに長期滞在する際は注意してください。

最後に、
生鮮食品の鮮度がイマイチ!!

肉や魚、野菜などの生鮮食品の鮮度はイマイチです。

「イマイチ」などというオブラートに包んだ書き方をしましたが、
正直、スーパーによってはありえないほど鮮度が悪い場合もあります。

まず、野菜で葉物は、葉っぱがシナシナになっていることがよくあります。
日本で売ってたら店員に文句を言えるレベルです。

これは温かい国なので仕方のないことかもしれません。
でも、葉物以外の根菜などの鮮度も良くないので、単なる怠慢かもしれません。
果物の鮮度はまだマシです。

あまりに葉物がシナシナしすぎると、さすがに現地のタイ人も買わないのか、
ワゴンに入れられて激安で叩き売られたりしています。
面白半分で買いましたが、やはりシナシナでした。

次に、肉は日本のようにパックに入れられて売っていることもありますが、
裸の肉がそのままスーパー内にドカンと置かれていることがあります。
衛生面が心配です。

さらに、牛や豚は鮮度があまり良くなく、臭ったりします。
(腐っているわけではないようですが…)

そもそもタイ人はあまり牛肉を食べないそうです。
理由は「かわいそうだから」と言っていました。なんでやねん。

鳥は比較的マシです。安く、鮮度がよく、美味しいものが多いです。

さらに、魚はもっとヤバイです。
魚の眼が赤くなってたりします。
よく「死んだ魚の眼」といいますが、まさにそれです。

魚も肉と同様、パックに入れられず、ドカンと置いてあることがあるのですが、
鮮度が悪すぎて近くを通っただけで臭ったりします。
(腐っているわけではないようでs)

日本だったら、保健所の職員がすっ飛んでくるどころか、
すっ飛んできた保健所の職員が泡吹いて倒れるかもしれません。

まぁこれはタイだけじゃなく、東南アジアを含め海外ではどこも似たり寄ったりです。
私も日本以上に鮮度のいい魚を見たことはありません。
魚の取り扱いに関しては、日本人は世界一だと自信を持っていいと思います。

バンコクへ長期滞在をお考えの方は、
魚の鮮度に気をつけたほうがいいかもしれません。
(スーパーよりシーフードレストランのほうが新鮮だと思います)

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